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Catalinbread Formula No.55は、“5E3”ツイードデラックスサウンドにインスパイアされた、次世代のオーバードライブペダルです。クラシックな5E3アンプのプリアンプセクションを緻密に再現しています。
オリジナルプリアンプの回路をオールディスクリートJFETベースのシグナルパスで置き換え、本物のツイードアンプがもつレスポンスを実現するため、ボリュームとトーンコントロールはオリジナル回路を元に制作されています。
アウトプットインピーダンスを低くし、パンチのあるトーンでアンプをドライブさせることができます。
Hi/Loスイッチによりヴィンテージツイードのクリーンなレスポンスから、真空管をハイゲインモデルに交換したようなホットロッドなトーンを切り替えることができます。
Formula No.55は5E3プリアンプに大きなパワーセクションを接続したようなレスポンスを与えました。これはまるでキャビネットサイズをアップさせたような効果があります。小さなアンプのキャラクターを持ちながら、大きなアンプのレスポンスを実現したのです。
Formula No.55に真空管は入っていません。最も真空管に近いダイナミックレスポンスと倍音成分を持つJFETを使用しています。
グラント・グリーンからクレイジー・ホースまで、可能な限り幅広く5E3のトーンを作ることを目的として作られているため、スモーキーからフルボディまでのダイナミックレスポンスを持ち、ギターのボリュームはピッキングで自在に歪みをコントロールできます。
このサウンドを実現するため、様々なパーツをテストしました。カーボンコンポジション抵抗や選別されたキャパシタなど、全てがサウンドのために選ばれたパーツを使用しています。
プレミアムパーツも含まれますが、プレミアムパーツを使用したから音が良いのではなく、適切にパーツを選択したから音が良いのです。
●クイックスタート
まず、ギターとアンプの間にFormula No.55だけを接続してみましょう。Formula No.55が持つレスポンスがどういうことかということが感覚的にわかるはずです。Formula No.55の感覚が理解できたら、ペダルボードの設置位置の検討に入ります。
ここでは、その最初の感覚を掴むための設定をご案内します。
まず、アンプはできるだけニュートラルでクリーンなトーンに設定します。例えばFスタイルのコンボアンプなら、ボリューム2〜3、トレブル6、ベース3、ミッド6あたりです。
それでは、まずFormula No.55をLOモード(グリーンLED)、PRESENCE、TONE、VOLUMEを12時に、MASTERを10時あたりに設定してみましょう。(音量が大きすぎたり小さすぎる場合は適宜調整します。)
この状態でしばらく弾いていると、特有のマイルドでクリアなオーバードライブが聞こえてきます。(ピックアップの出力が低めの場合は少しVOLUMEを上げてみてください。)
そしたら、ギターのVolumeコントロールを下げてクリーントーンを作ってみましょう。ここでPRESNCE、TONEコントロールを動かし、EQの特性と影響を確認します。そしてお好みの位置にセットしたら、VOLUMEを最大まで上げてみましょう。好きなコード、好きなリフを弾いてローエンドの質感を確認します。
オープンコードを鳴らして音の分離感を確認したら、パームミュートでローエンドがフォーカスされる様子を確かめます。そしてギターのVolumeを戻します。このクリーンなトーンは、Catalinbreadのお気に入りです。
続いて、HIモード(レッドLED)に切り替えてみましょう。そして、VOLUMEを9時あたりに設定します。そして弦を強く弾いたり弱く弾いたりしてみましょう。続いてVOLUMEを12時あたりに設定し、アタックとダイナミックな特性を確認してみましょう。
VOLUMEを好きな位置に設定し、好きに弾いてみましょう。そのままギターのVolumeを下げれば、ツイードのクリーンが手に入ります。そろそろいい時間です、Formula No.55を理解できた頃ではないでしょうか。
●コントロール
・MASTER:全体の音量を調整します。
・PRESNCE:5kHzレンジのトップエンドを調整します。
・TONE:実際のデラックスアンプに近いサウンドを作ります。VOLUMEコントロールとTONEコントロールは密接に関わります。VOLUMEを最大にすると、TONEの影響は少なくなります。VOLUMEを下げるとTONE12時付近でフラットなレスポンスとなり、反時計回りでスモーキーなジャズクリーン、時計回りでよりグラッシーなアッパーミッドレンジのトーンとなります。
・VOLUME:ゲインコントロールです。HI/LOスイッチと組み合わせて最大ゲインを設定します。ギターのVolumeを下げればすぐにゲインを下げることができます。
・HI/LO:ゲインモードを切り替えます。HI(レッドLED)ではホットロッドな12AX7プリアンプトーンとなります。ピックがそのスロットルです。アタックの強弱でゲインをコントロールできます。LO(グリーンLED)では、ローゲインな12AY7のトーンです。ファットでジューシーなハーモニックレスポンスを持ったローゲインサウンドです。
●パワーサプライ
Formula No.55は、一般的なエフェクター用のパワーサプライや、9V電池で動作します。センターマイナスの9VDC〜18VDCアダプタに対応(EPA-2000、またはRPA-1000推奨)し、特に18Vで駆動させればより高いヴォリューム、ヘッドルーム、そしてパーカッシブなアタックが得られます。9Vで駆動させると、歪みやすくやわらかい音となります。50Wアンプと100Wアンプの違いのように使うことができます。
18V駆動は、明らかに違います。特にバンドでプレイする際には最適で、アタックと音の明瞭さがアンサンブルで効果を発揮します。また、3〜4V程度、残量が減った9V電池を使うと、あまり大きな音が出せない深夜のジャムセッションなどに最適なソフトなサウンドが得られます。もちろん、電圧調整のできるパワーサプライを使っても同様の効果が得られます。電圧を落とすと、少しブリティッシュで小音量なサウンドにもなります。
電圧をいろいろ変えて、お好みの音を見つけてみてください。
●アンプ
一般論として、Formula No.55はクリーンに設定したチューブアンプで最高のパフォーマンスを発揮すると言えます。しかし、設計時の予想とは異なり、Formula No.55は歪んだチューブアンプでも素晴らしい結果を残したのです。
チューブアンプにおいて、Formula No.55で最高のトーンとレスポンスを作るために、アンプのチューブの状態が悪くないかを確認してください。特にアンプ側のプリアンプの1stステージはFormula No.55にとって非常に重要で、ここのチューブの状態が良くないと、Formula No.55は弱く、ザラっとした微妙な音になってしまう場合があります。
●ペダルボードでの使い方
Formula No.55は、様々な他のペダルと同時に使うことを想定して設計されています。非常にフラットなレスポンスで、周波数に余計な凹凸はありません。
Formula No.55は、以下のルールに則って作られています。
・ギターのヴォリュームでクリーンやクランチを作ることができること。
・実際のアンプ同様、ペダルの前にオーバードライブやブースター、ファズなどを置いて使うことで、ペダルをクランクアップできること。
・ギターのダイナミクスやタッチセンシティブを犠牲にすることなく、ヴォリュームコントロールができること。
・アンプのオーバードライブチャンネルに接続して、より良いクランチが得られること。
即ち、Formula No.55は実際のアンプのように使うことができるので、それを踏まえた上でボードを組んでいただければ、より良いサウンドが得られます。ファズやオーバードライブ、ブーストのような歪み系ペダルはFormula No.55の前に、リバーブはFormula No.55の後に、ディレイやモジュレーションペダルは前後どちらに置いても良い効果となります。必要な音を探すため、様々な組み合わせを試してみてください。
一般的に、ディレイやモジュレーションペダルをFormula No.55の前に設置すると、若干音にコンプレッションがかかることもあります。これらは、アンプのエフェクトループのように、Formula No.55の後に設置することで、よりクリアなエフェクト効果が得られるようになります。
Formula No.55は、クリーンブーストやトレブルブースト、ファズ、オクターブアップ/オクターブダウンペダル、TSやKLONEなどのオーバードライブ、ワウペダルなどを前段に設置してブーストすると良い結果となりやすい特性があります。
●スペック
・トゥルーバイパススイッチング
・11.11×6×4.76cm
・インプットインピーダンス:1M
・アウトプットインピーダンス:15k
・DC9-18Vセンターマイナスアダプター、または9V電池で駆動
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Catalinbread Formula No.55は、“5E3”ツイードデラックスサウンドにインスパイアされた、次世代のオーバードライブペダルです。クラシックな5E3アンプのプリアンプセクションを緻密に再現しています。
オリジナルプリアンプの回路をオールディスクリートJFETベースのシグナルパスで置き換え、本物のツイードアンプがもつレスポンスを実現するため、ボリュームとトーンコントロールはオリジナル回路を元に制作されています。
アウトプットインピーダンスを低くし、パンチのあるトーンでアンプをドライブさせることができます。
Hi/Loスイッチによりヴィンテージツイードのクリーンなレスポンスから、真空管をハイゲインモデルに交換したようなホットロッドなトーンを切り替えることができます。
Formula No.55は5E3プリアンプに大きなパワーセクションを接続したようなレスポンスを与えました。これはまるでキャビネットサイズをアップさせたような効果があります。小さなアンプのキャラクターを持ちながら、大きなアンプのレスポンスを実現したのです。
Formula No.55に真空管は入っていません。最も真空管に近いダイナミックレスポンスと倍音成分を持つJFETを使用しています。
グラント・グリーンからクレイジー・ホースまで、可能な限り幅広く5E3のトーンを作ることを目的として作られているため、スモーキーからフルボディまでのダイナミックレスポンスを持ち、ギターのボリュームはピッキングで自在に歪みをコントロールできます。
このサウンドを実現するため、様々なパーツをテストしました。カーボンコンポジション抵抗や選別されたキャパシタなど、全てがサウンドのために選ばれたパーツを使用しています。
プレミアムパーツも含まれますが、プレミアムパーツを使用したから音が良いのではなく、適切にパーツを選択したから音が良いのです。
●クイックスタート
まず、ギターとアンプの間にFormula No.55だけを接続してみましょう。Formula No.55が持つレスポンスがどういうことかということが感覚的にわかるはずです。Formula No.55の感覚が理解できたら、ペダルボードの設置位置の検討に入ります。
ここでは、その最初の感覚を掴むための設定をご案内します。
まず、アンプはできるだけニュートラルでクリーンなトーンに設定します。例えばFスタイルのコンボアンプなら、ボリューム2〜3、トレブル6、ベース3、ミッド6あたりです。
それでは、まずFormula No.55をLOモード(グリーンLED)、PRESENCE、TONE、VOLUMEを12時に、MASTERを10時あたりに設定してみましょう。(音量が大きすぎたり小さすぎる場合は適宜調整します。)
この状態でしばらく弾いていると、特有のマイルドでクリアなオーバードライブが聞こえてきます。(ピックアップの出力が低めの場合は少しVOLUMEを上げてみてください。)
そしたら、ギターのVolumeコントロールを下げてクリーントーンを作ってみましょう。ここでPRESNCE、TONEコントロールを動かし、EQの特性と影響を確認します。そしてお好みの位置にセットしたら、VOLUMEを最大まで上げてみましょう。好きなコード、好きなリフを弾いてローエンドの質感を確認します。
オープンコードを鳴らして音の分離感を確認したら、パームミュートでローエンドがフォーカスされる様子を確かめます。そしてギターのVolumeを戻します。このクリーンなトーンは、Catalinbreadのお気に入りです。
続いて、HIモード(レッドLED)に切り替えてみましょう。そして、VOLUMEを9時あたりに設定します。そして弦を強く弾いたり弱く弾いたりしてみましょう。続いてVOLUMEを12時あたりに設定し、アタックとダイナミックな特性を確認してみましょう。
VOLUMEを好きな位置に設定し、好きに弾いてみましょう。そのままギターのVolumeを下げれば、ツイードのクリーンが手に入ります。そろそろいい時間です、Formula No.55を理解できた頃ではないでしょうか。
●コントロール
・MASTER:全体の音量を調整します。
・PRESNCE:5kHzレンジのトップエンドを調整します。
・TONE:実際のデラックスアンプに近いサウンドを作ります。VOLUMEコントロールとTONEコントロールは密接に関わります。VOLUMEを最大にすると、TONEの影響は少なくなります。VOLUMEを下げるとTONE12時付近でフラットなレスポンスとなり、反時計回りでスモーキーなジャズクリーン、時計回りでよりグラッシーなアッパーミッドレンジのトーンとなります。
・VOLUME:ゲインコントロールです。HI/LOスイッチと組み合わせて最大ゲインを設定します。ギターのVolumeを下げればすぐにゲインを下げることができます。
・HI/LO:ゲインモードを切り替えます。HI(レッドLED)ではホットロッドな12AX7プリアンプトーンとなります。ピックがそのスロットルです。アタックの強弱でゲインをコントロールできます。LO(グリーンLED)では、ローゲインな12AY7のトーンです。ファットでジューシーなハーモニックレスポンスを持ったローゲインサウンドです。
●パワーサプライ
Formula No.55は、一般的なエフェクター用のパワーサプライや、9V電池で動作します。センターマイナスの9VDC〜18VDCアダプタに対応(EPA-2000、またはRPA-1000推奨)し、特に18Vで駆動させればより高いヴォリューム、ヘッドルーム、そしてパーカッシブなアタックが得られます。9Vで駆動させると、歪みやすくやわらかい音となります。50Wアンプと100Wアンプの違いのように使うことができます。
18V駆動は、明らかに違います。特にバンドでプレイする際には最適で、アタックと音の明瞭さがアンサンブルで効果を発揮します。また、3〜4V程度、残量が減った9V電池を使うと、あまり大きな音が出せない深夜のジャムセッションなどに最適なソフトなサウンドが得られます。もちろん、電圧調整のできるパワーサプライを使っても同様の効果が得られます。電圧を落とすと、少しブリティッシュで小音量なサウンドにもなります。
電圧をいろいろ変えて、お好みの音を見つけてみてください。
●アンプ
一般論として、Formula No.55はクリーンに設定したチューブアンプで最高のパフォーマンスを発揮すると言えます。しかし、設計時の予想とは異なり、Formula No.55は歪んだチューブアンプでも素晴らしい結果を残したのです。
チューブアンプにおいて、Formula No.55で最高のトーンとレスポンスを作るために、アンプのチューブの状態が悪くないかを確認してください。特にアンプ側のプリアンプの1stステージはFormula No.55にとって非常に重要で、ここのチューブの状態が良くないと、Formula No.55は弱く、ザラっとした微妙な音になってしまう場合があります。
●ペダルボードでの使い方
Formula No.55は、様々な他のペダルと同時に使うことを想定して設計されています。非常にフラットなレスポンスで、周波数に余計な凹凸はありません。
Formula No.55は、以下のルールに則って作られています。
・ギターのヴォリュームでクリーンやクランチを作ることができること。
・実際のアンプ同様、ペダルの前にオーバードライブやブースター、ファズなどを置いて使うことで、ペダルをクランクアップできること。
・ギターのダイナミクスやタッチセンシティブを犠牲にすることなく、ヴォリュームコントロールができること。
・アンプのオーバードライブチャンネルに接続して、より良いクランチが得られること。
即ち、Formula No.55は実際のアンプのように使うことができるので、それを踏まえた上でボードを組んでいただければ、より良いサウンドが得られます。ファズやオーバードライブ、ブーストのような歪み系ペダルはFormula No.55の前に、リバーブはFormula No.55の後に、ディレイやモジュレーションペダルは前後どちらに置いても良い効果となります。必要な音を探すため、様々な組み合わせを試してみてください。
一般的に、ディレイやモジュレーションペダルをFormula No.55の前に設置すると、若干音にコンプレッションがかかることもあります。これらは、アンプのエフェクトループのように、Formula No.55の後に設置することで、よりクリアなエフェクト効果が得られるようになります。
Formula No.55は、クリーンブーストやトレブルブースト、ファズ、オクターブアップ/オクターブダウンペダル、TSやKLONEなどのオーバードライブ、ワウペダルなどを前段に設置してブーストすると良い結果となりやすい特性があります。
●スペック
・トゥルーバイパススイッチング
・11.11×6×4.76cm
・インプットインピーダンス:1M
・アウトプットインピーダンス:15k
・DC9-18Vセンターマイナスアダプター、または9V電池で駆動
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